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食事制限ダイエットを成功させる!知っておくべき知識と正しい方法

更新日:2018/09/21 公開日:2018/09/21

食事制限ダイエット

体重を減らさなければならないとき、多くの人は食事の量を減らしてダイエットしようと考えますよね。しかし、食事制限ダイエットは正しい方法で行わないと効果がないばかりか、リバウンドして前より太ってしまう…ということになりかねません。この記事では、医師が監修した「減量を成功させるための知識やアドバイス」をまとめています。これを読んで、辛くなく健康的に痩せられるダイエット生活を送りましょう。

ダイエットしても痩せない理由マンガ

あなたにダイエットは必要?

食事制限ダイエットの正しい方法をお伝えする前に、確認しておきたいことがあります。それは「あなたには本当にダイエットが必要ですか?」ということです。

健康診断などで肥満の判定が出た、医師から減量するようアドバイスされているなど、健康を保つ上でダイエットをするよう指示されているということなら、下記のリンクを押して次に進んでください。

正しい食事制限ダイエットの方法はこちら

しかし、そうではなくて美容的に体型を気にしていて痩せたいのであれば、いったん立ち止まって「本当にダイエットが必要なのか」を客観的に数値で確認してみましょう。

BMIが22以下ならダイエットの必要なし

太っているか痩せているかは、「体格指数(BMI;Body Mass Index)」というモノサシで判定することができます。この数値は健康診断の結果にも書いてありますが、簡単な計算で求めることもできます。

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

BMIと体型

「標準体重」というのはBMIが22になるときの体重で、この体重がもっとも病気にかかりにくいといわれています。もし、BMIが25以上であれば肥満体型なので、ぜひダイエットに取り組んでみてください。肥満でなくても、標準体重よりも重い(BMIが23~24)なら、標準体重を目指してダイエットに取り組んでみてもいいでしょう。ただし、BMIが18未満の痩せ体型の人は食事制限ダイエットをしてはいけません。

健康的にやせるには
若い女性によくみられるのは、健康的でないダイエット方法と目標体型がやせすぎであることです。モデル体型の目安でも、BMIは18程度です。BMIは体重が計算式に入っていますが、それが筋肉か脂肪かは問われません。しかし、筋力や筋肉量、特に体幹や内臓まわりのインナーマッスルを鍛えることで基礎代謝量が上がり、結果的にやせやすくなります。すなわち、食事を減らすことでやせるのではなく、しっかり食べて筋肉をつけるよう心がけることが健康的にやせる近道といえます。

監修者の写真工藤内科副院長 工藤孝文 先生
(引用:『食事はしっかり!無理なダイエットがもたらす悪影響とは』

食事制限ダイエットの必要性とデメリット

ダイエットの基本は「摂取カロリーが消費カロリーを上回らないようにすること」です。すなわち、日常生活における活動やスポーツなどの運動で消費されるカロリー(消費カロリー)が、食事などで摂取されるカロリー(摂取カロリー)を上回ることが重要です。

ダイエットに食事制限が必要な理由

摂取カロリーより消費カロリーが多ければ痩せられるわけですから、好きなものを食べながら、活動量や運動量を増やしてダイエットできれば、それが理想的ではないでしょうか。

しかし、多くの人は「ダイエット=食事制限をしなければいけない」と考えます。それは、活動や運動を増やしただけではなかなか減量するのが難しいことが分かっているからです。

体重を1kg減らすには
1kgの体脂肪を減らそうとすると、約7000kcalの消費が必要となります。ジョギングを1時間半つづけることでだいたい700kcalが消費されますので、1kg減量するには15時間のジョギングが必要となります。1日の摂取カロリーを1500kcal以下に制限したうえでジョギングを毎日1時間半つづけたとしても、10日でようやく1kg消費されるという計算になります。

監修者の写真工藤内科副院長 工藤孝文 先生
(引用:『ダイエットのための正しい食事制限とは』

このように、人間の体は実に「燃費がよい」ものなので、食事制限なしで体重を減らすことは難しいのです。ダイエットをするなら、食事制限は必須であると言ってもいいでしょう。

間違った食事制限によるデメリット

しかし、間違った食事制限をした場合には、健康を害することがあります。厳しい食事制限や栄養バランスを欠いた食事制限は、以下のようなデメリットをもたらします。

集中力の低下
脳は多くの糖分(ブドウ糖)を必要とします。血液中の糖分が不十分な状態(低血糖)は、集中力の低下につながります。
疲れやすくなる、体調を崩しやすくなる
体にとって最低限必要な栄養が不足してしまうと、身体の抵抗力が下がって風邪を引きやすくなる、食物繊維不足による便秘、ビタミン不足による口内炎、カルシウム不足による骨粗鬆症、鉄分不足による貧血など、さまざまな体調不良につながります。
生理不順
栄養の偏りや不足はホルモンの分泌にも影響します。女性の場合は生理不順や生理が止まってしまうこともあります。
摂食障害(拒食症・過食症)
摂食障害は、やせたいという願望が強いあまりに起こる精神疾患です。10〜20代の女性に発症しやすく、患者はやせていることが多いです。長期間続くと栄養失調から貧血、無月経、不整脈などを引き起こし、飢餓状態となって命を落としかねません。

(引用:『デメリットを知って、食事制限ダイエットを成功させる方法』
(引用:『食事はしっかり!無理なダイエットがもたらす悪影響とは』

また、間違った食事制限ダイエットによりリバウンドしやすい体になり、ダイエットどころか以前よりも太ってしまったという結果になることもあります。

あせりは禁物
食事制限によるダイエットは、早く効果を出そうと、あせってやればやるほどリバウンドの危険性が高まります。急に食事の量を減らすと、襲ってくる空腹感も激しいものです。それがストレスとなっていきます。2~3日、あるいは1週間くらい我慢できても、長続きできずにまた元の食生活に戻ってしまいます。
1日のうちの1食を抜いたり、絶食したり、栄養が偏っていると身体が飢餓状態だと勘違いして防衛本能が働きます。本来は吸収されない脂肪も過剰にとりこんでしまい、太りやすい体質になると考えられます。

監修者の写真工藤内科副院長 工藤孝文 先生
(引用:『ダイエットのための正しい食事制限とは』
(引用:『ダイエットのための正しい食事制限とは』

 

正しい食事制限ダイエットの方法

正しい食事制限ダイエットの方法

リバウンドすることなく健康的に食事制限ダイエットを成功させるためには、どのような方法で行えばいいでしょうか。知っておくべきポイントは下記の通りです。順に見ていきましょう。

 

長期計画を決める

何事も、新たなことに取り組むときには計画を立てることが重要です。食事制限ダイエットをやると決めたら、まずは計画を立てましょう。

「長期計画」を立てることが大切
大切なのが「長期計画」を立てることです。理想的な減量目標は「1か月に1kg」です。これを続けていけば、1年で12kgも痩せることができます。
食事制限ダイエットは、やろうと思えば短時間で結果を出せるダイエット方法です。しかし、人間の生命維持本能によって、基礎代謝が低下して節約モードになってしまうためリバウンドが起こります。これを回避するためには、体に「これは飢餓ではない」ことを知らせて安心させなくてはなりません。そのためには、徐々に食事の量を減らして、トータルの摂取カロリーを減らしていくことです。短時間で結果を出そうとせず、長期のダイエット計画を立てて、1か月で体重の5%以内の減量に抑えるようにしましょう。
医師から食事制限をするよう指導を受けた場合は、それに従うようにしましょう。自ら食生活を見直す場合は、年齢・性別・身長などにもよりますが、「標準体重の人が1日に摂取する適正カロリー」を目標とします。身長が160cmの場合、BMI22の標準体重は1.6×1.6×22=56.3kgとなります。標準体重と摂取カロリーの目安は、体重1kgあたり25〜30kcalといわれますから、56.3×25=1400kcal程度が目標ということになります。

監修者の写真工藤内科副院長 工藤孝文 先生
(引用:『食事制限をしているのに痩せない。その本当の理由とは』
(引用:『食事制限はリバウンドしやすい?その本当の理由とは』
(引用:『食事制限ダイエットを成功させるための基礎知識』

 

食べる量を制限する

では、実際に食事制限をするにはどのようにしたらよいのでしょうか。

食事量を2割減らす
食事制限ダイエットでは、極端に摂取を制限したり、特定の食品のみを摂取したりしてはいけません。正しい方法としては、いつもの食事の量を2割減らしましょう。いつもの量と品揃えをお皿に用意します。そしてそこから全てのものを2割残すようにします。

監修者の写真工藤内科副院長 工藤孝文 先生
(引用:『デメリットを知って、食事制限ダイエットを成功させる方法』

このようにすれば、栄養バランスを崩さずに摂取カロリーを抑えることができます。

空腹への対策
なお、食事制限を始める際、食事量は急に減らすのではなく、徐々に行うとリバウンドの可能性を減らすことができます。食べる量が減ると空腹を感じるかもしれません。そういうときには、あくまで1日の総摂取カロリーを守りつつ、食事の回数を5回などに小分けするか、一度に200kcalまでの間食を入れるなどがすすめられます。

監修者の写真工藤内科副院長 工藤孝文 先生
(引用:『食事制限ダイエットを成功させるための基礎知識』

 

食べ方を見直す

いつもの食事量より2割少なくするとなると、満腹にならなくてツラいのではないかと心配になりますよね。でも、満腹感を感じやすい食べ方にすれば、思っているよりも楽に続けることができますよ。

ストレスなく摂取カロリーを抑える方法
脳が満腹だと感じるまで、食べ始めてからおよそ15分かかるといわれています。早食いは脳が満腹だと感じる前に食べ終わってしまうため、余分なカロリーの摂取につながります。一口30回以上噛むようにする、食事の開始から炭水化物を食べるまでに15分以上あける、食事の時間は全体で30分程度を目安とするなど、食事をゆっくり楽しむことで、ストレスなく摂取カロリーを抑えることができます。
食べる順番も重要です。まずは野菜、次に肉や魚のタンパク質、最後に炭水化物としましょう。この順番で食事をとると、血糖値の上昇がゆるやかになるうえに、炭水化物を最後にもってくることで適度な満腹感を得られて、食べる量も抑えられます。

監修者の写真工藤内科副院長 工藤孝文 先生
(引用:『ダイエットのための正しい食事制限とは』

この他にも、食事制限ダイエットを行う上で守りたい注意点をご紹介します。

  • 1回でのドカ食いはせず、3回に分けてキチンと食事をする
  • 満腹中枢が刺激される前に、たくさん食べてしまう「早食い」はしない
  • 食べたり食べなかったりという不規則な「ムラ食い」はしない
  • テレビや新聞を見ながらの「ながら食い」はしない
  • 夕食は遅くとも8時までには済ませ、それ以降はお茶や水以外は口にしないようにする
  • 毎食後30分くらいしてから30分くらいの軽い散歩をする

(引用:『デメリットを知って、食事制限ダイエットを成功させる方法』
(引用:『食事制限をしているのに痩せない。その本当の理由とは』

 

夕食を見直す

食事制限をする際には、いつもの夕食を見直してみることをおすすめします。1日3食の中で、夕食は摂取エネルギーが多くなる傾向があり、夕食後は摂取したエネルギーを消費しきれず、脂肪として身体に蓄積されてしまいやすいからです。

夕食はタンパク質をメインに
夕食を食べる時間を早くして、就寝までにより多くのエネルギーを消費させることが効果的です。
遅い時間に帰宅して夕食を食べるのであれば、より摂取エネルギーを減らすことが大切です。夜間は脂肪や筋肉が合成されるので、タンパク質を含む食材を多めに使った料理を食べましょう。そして、脂肪の摂取量は減らしましょう。夕食では野菜や魚、脂身が少ない肉を中心としたメニューを選ぶことが大切です。
なお、夕食を減らすのであれば、朝食の摂取エネルギーを増やしても問題ありません。

監修者の写真工藤内科副院長 工藤孝文 先生
(引用:『ダイエット中の夕食メニュー、効果的なものは?』

 

栄養バランスに注意する

摂取エネルギーを減らしても、栄養バランスは崩してはいけません。主食で炭水化物を、主菜でタンパク質を、副菜で野菜などのビタミンやミネラルを多く含む食品を摂取することが望ましいとされます。

栄養素の偏りに注意
食事制限ダイエットでは、炭水化物を大きく制限してしまいがちですが、身体を動かすために必要な栄養素であるため、極端に制限するとエネルギー不足や低血糖などにつながり、健康に問題が起こる可能性があります。
野菜に多く含まれる食物繊維は、炭水化物や脂質の吸収を緩やかにして、血糖値の急激な上昇による膵臓への負担を抑えます。また、胃の中に留まる時間が長いので、空腹感を抑えるのにも役立ちます。
カロリーが高くて避けられがちな肉や魚も、食べ過ぎはいけませんが、食べないのは身体によくありません。良質なタンパク質は、魚や肉、卵、大豆製品などに多く含まれています。タンパク質は身体をつくるために必要な栄養素であるため、毎日継続的に摂取することが大切です。
そして、ビタミンやミネラルは身体の中でつくることができない栄養素であるため、タンパク質と同様に毎日継続的に摂取しましょう。

監修者の写真工藤内科副院長 工藤孝文 先生
(引用:『食事制限ダイエットに効果的な食事メニュー』

 

食材や調理法を選ぶ

食事制限ダイエットの際には、少量でもボリューム感のある食材を使うことをおすすめします。脂肪分の多いものは控え、代わりに低カロリーで満足感のある食品を選ぶとよいでしょう。

  • 茹でても収縮しない人参やカリフラワーは、料理にボリュームを出すことができます。
  • 多く見えるような盛り付けや切り方をしましょう。
  • 揚げるより焼く、煮る、蒸す調理法にしましょう。
  • 肉よりは魚を積極的に選びましょう。
  • モモ肉など赤身の多い脂身が少ない肉を選びましょう。
  • 食物繊維を多く含み、エネルギー量が少ないきのこ類やこんにゃく、海藻類を摂りましょう。
  • インスタント食品や惣菜は高カロリーであることが多いので、栄養表示を見てから購入しましょう。
  • 洋食や中華は油の使用量が多いので、和食メインの食生活を送りましょう。
  • 油を敷かずに使えるテフロン加工のフライパンを使って油の摂取量を減らしましょう。
  • 油を使用していないノンオイルドレッシングを選びましょう。

(引用:『ダイエット中の夕食メニュー、効果的なものは?』
(引用:『食事制限ダイエットに効果的な食事メニュー』
(引用:『ダイエット中の夕食メニュー、効果的なものは?』

 

食欲をコントロールする

食欲を司っているのは、脳にある視床下部という部分です。ここに空腹感を感じる「食欲中枢」という部分と満腹感を感じる「満腹中枢」と呼ばれる部分があります。食欲中枢が刺激されると食欲が湧くことになります。

食欲を抑える方法
テレビで旅番組やグルメ番組を見ていたらお腹がすいた、という経験は誰しもあるのではないでしょうか。たとえ食事をした直後であっても、おいしそうなものを見ると不思議と食べたくなってしまうものです。
まずは、食べ物を見える範囲に置かないことです。これだけで、不必要な食欲はかなり抑えることができます。買い物をする際にも、安いからといってまとめ買いをせず、必要なときに必要なだけ買うようにすれば、食欲を抑えることができます。
ジュースやビールなどは、飲む分だけ冷やすようにすれば飲み過ぎを防ぐことができます。そのほか、グルメ番組をなるべく見ないようにすることや、食品のコマーシャルを見ないようにすることも重要です。

監修者の写真工藤内科副院長 工藤孝文 先生
(引用:『食欲のメカニズム「痩せたいけど食べてしまう」のはなぜ?』

また、食欲のコントロールは、生活習慣を見直し、規則正しい生活を送るだけでだいぶ改善されます。

血糖値と食欲
血糖値が低下すると、食欲中枢が刺激されます。決まった時間に食事をすることが、血糖値の低下による食欲の抑制に効果的です。
食欲を調整するホルモン
グレリンとレプチンは相互に影響しあってバランスをとっているホルモンで、それぞれ食欲中枢と満腹中枢を刺激します。血液中のグレリンの濃度が高くなり、レプチンの濃度が低くなると、食欲中枢が刺激されます。血中のグレリンを抑えてレプチンを増やすようにするためには、睡眠をしっかりととることが有効です。
ヒスタミンと食欲
ヒスタミンは脳内で食欲を抑制する作用があります。ヒスタミンの分泌量を増やすために、よく噛んで食事をしましょう。ヒスタミンの原料となるヒスチジンを多く摂取することもよいでしょう。
セロトニンと食欲
脳内のセロトニンの量が減ると、脳が食事による快感を得るために食欲が湧きます。日光を浴びること、運動をすること、人とのふれあいをもつことでセロトニン分泌が促進します。

(引用:『食欲のメカニズム「痩せたいけど食べてしまう」のはなぜ?』

 

日常的に運動を続ける

食事制限によって摂取カロリーを減らすとともに、運動で消費カロリーを増やすと、効率よくダイエットができます。日常のちょっとした動作から運動量を増やすことも有効です。

  • 通勤移動でなるべく席に座らない
  • エスカレーターやエレベーターではなく階段を使う
  • 家から一つ先の駅を乗り降りする
  • 積極的に散歩する
  • 近距離なら車を使わず徒歩や自転車を使う
  • 仕事の合間に軽い筋トレやストレッチをはさむ

(引用:『食事制限ダイエットを成功させるための基礎知識』

このような日常的な活動にあわせて、週に数回スポーツもしてみましょう。

毎日続けられる運動を
この機会に、興味のあるスポーツに取り組むのもいいでしょう。ただし、急に激しく運動すると体を痛める原因となりますので、徐々に体を慣らしていきましょう。
急激な運動や体重の減少は、筋肉の減少につながります。筋肉は脂肪を燃焼させるのに必要な組織ですので、筋肉が減ってしまうと太りやすい体質になると考えられます。1日7000歩程度を目指した軽いウォーキングが心身ともに負担になりにくいでしょう。

筋トレのように筋肉量を増やす運動と、ジョギングなどのように脂肪を効率よく燃焼させる運動の両方をおりまぜると、より効果が高いといわれます。
筋肉が減少してしまうと、基礎代謝によって消費されるエネルギーが減少してしまいます。すると、同じ量の食事をしても太りやすい体質になってしまうのです。筋肉をつけることで基礎代謝がアップするので、効率的にエネルギーを消費することができます。
筋肉をつけるからといって、ハードな筋トレをする必要はありません。食後に30分散歩するだけでも基礎代謝がアップします。さらに血糖値も抑えることができます。無理な筋トレをして筋肉痛になって3日坊主で終わってしまうより、毎日続けられるウォーキングなどの有酸素運動の方がダイエットには最適といえます。

監修者の写真工藤内科副院長 工藤孝文 先生
(引用:『食事制限ダイエットを成功させるための基礎知識』
(引用:『食事制限はリバウンドしやすい?その本当の理由とは』
(引用:『ダイエットのための正しい食事制限とは』

 

モチベーションを維持する

ダイエットの記録を付けよう
日々の習慣を変えるのは根気が必要なことですし、数日の取り組みではっきりとした変化を実感できるものでもありません。ダイエットが肥満の改善につながるとわかっていても、くじけそうになる人は多いといわれます。そのようなときのために、日記代わりに食事・運動の内容や体重の推移を記録することが大切です。成果が目に見えてわかるため、モチベーションを維持するのに役立ちます。誰かと一緒に取り組んで、お互いに励まし合うのも効果的でしょう。

監修者の写真工藤内科副院長 工藤孝文 先生
(引用:『食事制限ダイエットを成功させるための基礎知識』

ダイエット失敗

食事制限ダイエットで痩せない原因と対策

ダイエットを始めた時には順調に体重が減ってきたのに、体重計の数値がまったく変わらない日々が続くとモチベーションも下がってしまいます。せっかく食事制限をしているのに痩せないのには、いくつかの理由があります。

 

体重が減りにくくなる期間がある

減らなくなるのは身体の機能
ダイエットを始めて1か月ほどしたときや体重が5%減ったときなど、それ以上体重が減らなくなる期間が存在します。これは「生体恒常性機能」と呼ばれる身体の防衛反応によるものです。これが働いていると、状態を一定に保とうとするために、体重が減らなくなってしまいます。しかし、これは一時的なものでしばらくするとまた減少していきます。決してこの期間にダイエットをやめないことが大事です。この期間にダイエットをやめてしまうと、リバウンドする可能性が高く、以前の体重より増加することもあります。

監修者の写真工藤内科副院長 工藤孝文 先生
(引用:『ダイエットのための正しい食事制限とは』

 

急激な食事制限による失敗

「痩せにくい体質」にならないために
食事制限で痩せないのは、3食きちんと食べずに食事の回数を減らすといった急激な食事制限が一因です。とくに食事で抜きやすいのが朝食です。ランチまでの間なにも食べない状態でいると、体はエネルギー不足を察知して、ランチで食べたものをしっかり体内に吸収しようとします。
また3食きちんと食べたとしても、いつもの量を極端に少なくするのも、脳では、体が飢餓状態であると判断します。いつもの食事メニューのすべてから2割残すというのが理想です。極端な食事制限をしてしまうと、体が脂肪をためこむことになって、痩せにくい体質になってしまいます。

監修者の写真工藤内科副院長 工藤孝文 先生
(引用:『食事制限をしているのに痩せない。その本当の理由とは』

 

栄養バランスの悪さによる失敗

色々な食品を少しずつ
ダイエット方法のひとつに、「単品ダイエット」というものがあります。同じものなら、どれだけ食べてもいいというダイエットですが、これでは栄養が偏ってしまいます。栄養が偏ると量は食べていても、やはり脳は体が飢餓状態であると判断し、エネルギーの節約モードに入ってしまいます。
栄養のバランスが悪いと、たとえば食物繊維が少なければ便秘になります。タンパク質が少なければ、代謝を活発にする筋肉が減ってしまいます。食事制限中は、むしろ肉や魚、野菜など、いろいろな種類の食べ物を少しずつ食べるのが効率のよいダイエットにつながります。

監修者の写真工藤内科副院長 工藤孝文 先生
(引用:『食事制限をしているのに痩せない。その本当の理由とは』

 

運動量が足りないことによる失敗

「食事制限をしているのだから、運動をしなくても痩せられる」と誤解してしまうことがダイエットの失敗につながります。

基礎代謝をアップしよう
食べる量を減らしたからといって、体を動かさない生活を送っていると、やがて来る「停滞期」を乗り越えることはできません。
とくにハードな運動をする必要はありません。むしろハードな運動をするとお腹が空いてしまう可能性もあります。30分程度の散歩をしたり、家の中でこまめに動いたりするように心がけましょう。ダイエット前と同じ運動量をキープして、基礎代謝を上げることで、食事制限ダイエットの効果も現れます。

監修者の写真工藤内科副院長 工藤孝文 先生
(引用:『食事制限をしているのに痩せない。その本当の理由とは』

 

ストレスによる失敗

マイナス思考に陥る
極端な食事制限は、体調に影響するばかりではありません。精神にも影響を与えてしまいます。最たるものが「ストレス」です。食べたいのに我慢を続けているというのは、大きなストレスを生みます。そのストレスがピークになると、今までブレーキをかけていた気持ちが一気に崩壊してしまい、ドカ食い、やけ食いとなって、リバウンドを起こします。そして「後悔」「自己嫌悪」「自暴自棄」といったマイナス思考に陥ることです。この精神状態を何度も繰り返しているうちに、「拒食症」「過食症」といった病気に移行してしまう危険もあります。

監修者の写真工藤内科副院長 工藤孝文 先生
(引用:『食事制限をしているのに痩せない。その本当の理由とは』

 

リバウンドによる失敗

食事制限ダイエットで避けたいのが、リバウンドです。どうしてリバウンドが起きてしまうのでしょうか。

リバウンドは自己防衛の現れ
人間は、食事からしかエネルギーを取り込むことはできません。必要な食事ができなければ、生命活動ができなくなります。それを回避するために体がすることは、基礎代謝を抑えることです。基礎代謝とは、呼吸や臓器が動くためのエネルギーで、寝ていても消費されるエネルギーです。この基礎代謝を抑えることでエネルギー消費の節約を行うのです。
さらに、食事制限によって体が飢餓状態になると、脂肪ではなく筋肉を分解してエネルギーにします。エネルギー効率のよい脂肪は最後の最後まで温存しておくというのが体のメカニズムなのです。そのため食事を減らすだけのダイエットでは、筋肉が減って脂肪が残るだけになります。筋肉が減ることによってさらに基礎代謝が低下して、節約モードになるというわけです。
節約モード状態で「体重も減ったことだし、いつもの食事に戻そう」としたら、エネルギー消費がスムーズに行われず、余ったエネルギーのすべては脂肪になって体中に蓄えられることになります。
このように、リバウンドは、食事制限によって飢餓から命を守ろうとする自己防衛の現れといっても過言ではないでしょう。

監修者の写真工藤内科副院長 工藤孝文 先生
(引用:『食事制限はリバウンドしやすい?その本当の理由とは』

極端な食事制限をしない、栄養バランスのとれた食事を心がけるなど、ここまでに紹介してきた食事制限ダイエットの正しい方法を守ることが、リバウンドの予防になります。

ダイエットの記録を付けよう
食事制限ダイエットをして、目標達成したからといって、すぐに元の食事量や内容にしてしまうとリバウンドの原因になります。現状維持をするのもダイエットなのです。ダイエット中の食事内容を徐々に増やしていったり、食べ過ぎた翌日は、すこし軽めの食事をするなど常に食事に関して気をつかうことが大切になってきます。
食事制限ダイエットによって、大きくなった胃も小さくなっているはずです。その胃の状態を元に戻さないためにも、食べる量はダイエット前よりも少なくしましょう。

監修者の写真工藤内科副院長 工藤孝文 先生
(引用:『食事制限はリバウンドしやすい?その本当の理由とは』

いかがでしたか? せっかくダイエットに取り組むなら、きちんと成果を出したいですよね。これまでに紹介してきた正しい方法を実践して、健康的な身体になりましょう!

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