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紫外線が頭皮や毛髪に与えるダメージとは

更新日:2019/05/29 公開日:2019/05/29

夏のレジャーやスポーツで、日焼け止めを塗らず、1日で赤くなるほど日焼けしたことはありませんか?ビーチでは多少色黒の方がモテそうだからと、あえて肌を焼いた経験をお持ちの方もいるでしょう。

肌のダメージはヒリヒリ感や赤みで自覚しやすいのですが、頭部の日焼けダメージを意識したことはあるでしょうか?自分では目視できませんし、髪の毛に覆われているので触感での変化もわかりません。でも、実は紫外線の特性を考えればまったく影響が無いとは言えないのです。

紫外線が頭皮や毛根にどんなダメージを与えるのか、そして薄毛や抜け毛が気になる場合どんなケアをするべきかについて、見ていきましょう。

頭部の紫外線ダメージは自覚しにくい!

紫外線にさらされる男性の頭部

地上に降り注ぐ紫外線には、UV-AとUV-Bという2種類があることは有名ですよね。この2つはそれぞれ頭皮の表面や毛根部にダメージを与えます。

まずは頭皮の構成を知っておこう

頭皮の断面図

紫外線ダメージを解説…の前に、ちょっとだけ頭皮(皮膚)がどんな構成になっているかを覚えておいてください。ここを知っていると、紫外線が与える影響をイメージしやすくなるはずです。頭皮(皮膚)は薄く見えますが、異なる組織が以下のような順番で重なり合っているのです。

  • 表皮:一番上にある厚さ0.2ミリの層。身体全体を覆う保護膜の役目を果たす。
  • 真皮:毛根や皮脂腺などが収められている厚さ1.8ミリの層。
  • 皮下組織:皮膚~筋肉・骨の間にある部分。

毛根部までダメージを与える「UV-A」

UV-Aは雲やガラスを通り抜ける特性を持っており、頭皮においても毛根のある真皮まで届きます。毛根には「毛母細胞(もうぼさいぼう)」や「毛乳頭(もうにゅうとう)」といった毛の成長を司る部分があり、これらにダメージが加わると、毛の成長パターンが乱れて薄毛や抜け毛が引き起こされることがあるのです。

頭皮の日焼けを起こす「UV-B」

UV-Bは雲を通り抜けることはなく、肌の表皮までしか届きません。しかし、長時間浴び続けることで日焼け(サンバーン)を起こします。ヒリヒリ感や赤み、熱感をともなう日焼けはUV-Bによるものです。

頭部は髪の毛に覆われていますが、つむじ付近や薄毛が進行している頭皮などでは日光対策をしないと頭皮も日焼け状態に。頭皮の水分を奪ってしまうだけでなく、炎症をまねき頭皮のかゆみやフケに繋がることもあるので注意しなければいけません。

頭皮だけじゃない!毛髪もダメージを受ける

毛髪も紫外線のダメージを受けます。キューティクルを構成するタンパク質が変性して、パサついたり茶色っぽくなったりするのです。キューティクルは、髪のツヤを出すだけでなく髪内部の水分を閉じ込める役割も果たしています。キューティクルが乱れた状態が続くと、髪の水分が抜けて弾力やコシが無くなりペタッとしたヘアスタイルに……毛量が少なくなっているなら尚更気をつけたいですよね。

意外と無視できない頭皮や毛髪への紫外線ダメージ。どんな対策が有効なのでしょうか?

頭部の紫外線対策はどう気をつける?

紫外線ケアをする男性

基本的には顔や腕・脚の日焼け対策と変わりません。日焼け止めであれば、見た目もそのまま、誰にも知られずに紫外線対策できます。頭部に日焼け止めを塗ったら、白くなってベタベタするのでは?と思ったかもしれませんが、スプレータイプなど全身用の日焼け止めがあるのでヘアスタイルに影響することもありません。

他に、紫外線を極力防ぐ対策としては、帽子や日傘などがあります。従来は女性のものというイメージが強かった日傘も、最近では暗めのカラーやチェック柄などのデザインで、男性向けの商品も販売されています。折りたたみタイプなら使わないときは鞄の中にしまうことができますし、暑い季節は熱中症対策としても有効です。

薄毛や抜け毛を防ぎたいなら頭皮の紫外線対策は必要

ここまで紫外線が頭皮や毛髪に及ぼす影響について書いてきましたが、うっかり紫外線を浴びたからといって、すぐに抜け毛や薄毛が悪化することはありません。とは言え、何もケアしないままでいると、徐々に蓄積したダメージによって頭皮環境の悪化につながる恐れがあります。

抜け毛や薄毛が気になる方は、紫外線対策を行いつつ、頭皮をダメージから守るシャンプー後の保湿や、サプリなどを用いた内側からのケアも取り入れてみましょう。良い頭皮環境は、日々の積み重ねが重要です。

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