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薄毛・抜け毛の前兆?頭皮が赤くなる原因とは

更新日:2019/06/26 公開日:2019/06/26

抜け毛や薄毛が起こる原因はさまざまですが、そのひとつとして頭皮のトラブルがあげられます。日焼けによる赤みはもちろんのこと、普段から頭皮が赤いという人は注意が必要です。どうして頭皮が赤くなるのでしょうか。また、赤みは発毛のサイクルに影響してしまうのでしょうか。詳しく解説します。

頭皮が赤い…薄毛・抜け毛の前兆!?

頭皮をチェックする男性イメージ

普段なかなか目が届かない頭皮ですが、撮られた写真やふと鏡を見たときに、分け目の頭皮が赤かった…なんて経験はありませんか?特に薄毛も気になっている方は「頭皮の赤みが抜け毛に影響しているのでは?」と不安に感じるのではないでしょうか。頭皮が赤いときとは、一体どのような状態にあるのでしょう。

頭皮が赤いってどんな状態?

通常、健康な状態にある頭皮は青白い色をしています。正常な頭皮では、血管を通して毛乳頭細胞に充分な栄養が送られ、毛周期も順調でどんどん新しい毛が育っていきます。

一方、頭皮が赤くなっているのは何らかの炎症が起きていると考えられます。頭皮に炎症が起きると、それを治そうとB細胞や免疫細胞が血流に乗り急いで集まってきます。毛細血管は拡張し、炎症の部位に向けたくさんの血液を流そうとします。その拡張が目で見えるため皮膚が赤く見えるのです。

頭皮が炎症を起こしているということは、毛乳頭細胞もダメージを受けているということ。発毛サイクルにも影響がでて、まだ抜ける段階ではない毛が抜けてしまい、新しい毛も育たなくなってしまうことがあります。

頭皮が赤くなる主な原因

髪の毛を気にする男性イメージ

では、頭皮が赤くなる炎症はどのような原因によるものなのでしょう。

脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎とは、Tゾーンや頭皮など皮脂の分泌が多い場所を中心に起こる皮膚炎のこと。地肌が炎症を起こして赤くなり、かゆみをともなうことも。中には皮膚がかさついたり、かさぶたのように剥がれ落ちる状態になることもあります。発症原因は明確にはなっていませんが、皮脂の多い場所を好む「マラセチア菌」というカビが要因の一つと考えられています。

男性に多く、発症すると症状が長期間続き、かつ再発のおそれもあるため病院での治療が求められます。

頭皮の常在菌のバランスが崩れる

人間の体には、あらゆる場所に細菌が常在しています。本来は人の健康に影響を与えない共生関係にありますが、免疫力の低下などが原因で感染症や炎症を起こしてしまうことも。

頭皮には「プロピオン酸菌」と「ブドウ球菌」が常在しており、この2つの細菌が互いに抑制し合い、頭皮の健康を維持しています。

しかし、どちらかの細菌が他方より優勢になるとバランスが崩れて頭皮に炎症を起こし、フケや赤みなどを引き起こすと考えられています。

頭皮のバリア機能の低下

元々肌には、外部の異物侵入から体を守り、水分の蒸散を防ぐ「バリア機能」が備わっています。しかし、肌表面わずか0.03ミリの角質層が担っているバリア機能は、摩擦や乾燥、紫外線の影響など、あらゆる要因により肌を守る機能が低下する場合があります。

頭皮も同じように、洗浄力の強いシャンプーで洗いすぎたり紫外線の影響を受けると、バリア機能がうまく働かず、頭皮の水分を保持できなくなり乾燥してしまいます。するとさらにバリア機能が衰え、炎症やフケ、抜け毛などのトラブルをひき起こしてしまうのです。

体質に合わないヘアケア製品による接触性皮膚炎

ヘアケアアイテムなどに含まれている成分が頭皮や肌に触れ、炎症を起こしてしまう症状を「接触性皮膚炎」といいます。使用しているシャンプーやスタイリング剤の使用をやめると、次第に症状が落ち着く場合が多くみられます。

紫外線による日焼け

頭皮は最も日光にさらされる場所でありながら、日焼け止めでケアする習慣がないと、うっかり日焼けをしてしまう部位です。頭皮も肌と同じく、紫外線を浴びすぎると赤くなるのに加え、ダメージを受けた頭皮を守るために皮脂を分泌。過剰な皮脂が毛穴に詰まってしまったり、角層が厚くなったりすることで頭皮環境が悪化し、抜け毛の原因に繋がることがあります。

頭皮の赤みは自分で治せる?

シャンプーイメージ

このように頭皮が赤くなるのにはさまざまな原因があります。放っておくと悪化してしまう皮膚炎もあるため、赤みや炎症が強かったり、長びく場合は、皮膚科や内科を受診することをおすすめします。

また、頭皮が赤くなっているときのシャンプーには注意が必要です。頭皮がデリケートな状態にあることを認識し、次にあげるポイントを意識してシャンプーしましょう。

  • あらかじめブラッシングをして髪の毛の絡みをなくす
  • お湯の温度はぬるめ(39℃以下)に設定する
  • シャンプーを使う前の「予洗い」は入念にし、シャンプー液がまんべんなく行き渡るようにする
  • シャンプーはよく泡立て、爪を立てずに指の腹を使ってやさしく頭皮を洗う
  • シャンプーが頭皮に残らないよう、生え際や耳の周辺も充分にすすぐ

そして、シャンプーのしすぎでかえって頭皮の乾燥を招くことも。皮脂が気になるからといって、1日に何度も洗髪することは避けましょう。また、ヘアケア剤を変えたときは特に地肌・髪の調子に注意し、自分に合わないものは評判がよくとも避けることが大切です。

紫外線対策としては、UV効果のあるスタイリング剤や、外出の際帽子や男性用の日傘などを使うのもおすすめです。

薄毛、抜け毛を進行させないために

気になる抜け毛や薄毛の進行を止めるためには、正しい方法でセルフケアをすることが大切です。整髪料のつけすぎや、頻繁なカラーリングなど、頭皮に負担がかかることは避けましょう。また、食生活や睡眠も育毛と深く関係しています。タバコや油っぽい食品を避け、バランスの取れた食事を取ること、そして質の良い睡眠をたっぷり取ることが重要です。抜け毛や薄毛を招くとも言われるストレスを溜めず、うまく解消することもひとつの方法です。

もっと積極的なケアをしたいという方は、育毛に良いサプリメントやエッセンスを用いるのもおすすめです。

まとめ

薄毛や抜け毛の原因となる頭皮の赤み。日頃から頭皮の状態をチェックして、悪化する前に早めに対策をしたいですね。さらに自分でできる頭皮ケアを普段から意識し、すこやかな髪を育みましょう。

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