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今年こそ花粉に負けない肌へ!肌荒れ緩和の切り札となる成分は?

更新日:2020/01/29 公開日:2020/01/29

笑顔の女性イメージ

寒さも和らぎ、春はもうすぐそこ。イベントなど外出が増えるこの時期、憂うつなものと言えば花粉ですよね。くしゃみや鼻水、目のかゆみに加えて、肌の不調を訴える人も。

顔や首元にかゆみやひりつきを感じたり、肌荒れを起こしたり。皮膚の薄い目の周りなどが赤く腫れあがってしまうことも…。「花粉皮膚炎」と言われるこれらの症状は、なぜ起こるのでしょうか。肌の調子を整える注目成分についても紹介します。

花粉が肌トラブルの原因に?防ぐ方法は

ベッドで鼻をかむ女性イメージ

肌のなかでも外界と接している部分を、角層といいます。角層は一定の水分量を蓄えることで、空気中の細菌やウイルス、花粉などが肌内部に侵入しないよう「バリア」の役割を担っています。

ところが1月から2月にかけて、気温の低下とともに角層から水分がどんどん蒸散。バリアの機能が低下して、花粉を刺激やアレルギーを起こす異物と感じるようになると考えられます。

この時期の肌トラブルを防ぐには、花粉と肌との接触をできるだけ避けるのが一番。以下のような対策を取り入れましょう。

  • 外出時はマスクやメガネで顔をガード
  • 帰宅したらすぐ洗顔やシャワーで花粉を落とす
  • 室内はこまめに掃除し、空気清浄機を使う

花粉の飛散に備えて、肌のバリア機能を整えておくことも大切です。朝晩のスキンケアではできるだけ肌をこすらないようにし、化粧水やクリームでしっかり保湿しましょう。

またこの時期肌を守るなら、化粧品に含まれる「LPS」という成分に注目するのもおすすめです。

肌の「みはり番」を活性化!LPSとは

穀物イメージ

LPSは、私たちが普段食べている穀物や野菜、海藻に付着している物質。体内の免疫細胞「マクロファージ」や、肌内部の「ランゲルハンス細胞」を活性化させる働きがあります。

ランゲルハンス細胞は角層の下で枝のような突起を伸ばし、肌に侵入した異物を察知。周囲に排除の命令を出したり、溜まった老廃物を片付けたり、傷ついた細胞を修復するなど、私たちのすこやかな肌を守る働きをしているのです。

LPSは肌に存在するランゲルハンス細胞や、肌細胞そのものを活性化させます。そして近年は、肌のバリア機能を高めたり、免疫バランスを整えたりすることで、肌トラブルの症状改善に役立つのではないかと注目を集めています。興味深い実験を2つ紹介しましょう。

LPSでアレルギー性皮膚炎の症状が改善!?

成分研究イメージ

これから紹介する2つの論文で使用されたのは、アレルゲンフリーの白たかきびを用いて発酵培養させ、抽出した「パントエア菌LPS*1」です。

2015年の実験では、軽度のアレルギー性皮膚炎の症状を持つ20歳以上の女性10名にパントエア菌LPS*1配合のローションとオールインワンジェルを約3か月(12週間)に渡って使用してもらいました。その結果、約半数以上に肌の改善効果があり、悪化した女性はゼロという結果になりました[1]。

同じくパントエア菌LPS*1配合の保湿クリームを軽度アレルギー性皮膚炎の患者に4週間連続使用した2019年の実験においても、プラセボ群に比べて大きな症状緩和を示したという報告があります[2]。

このようなことからLPSは、肌をすこやかな状態に整えるとともに、アレルギー性皮膚炎の症状緩和にも役立つのではないかと考えられています。

肌トラブルを防ぐだけじゃない!LPSには美肌効果も♪

スキンケアする女性イメージ

LPSには肌トラブルを防ぐだけではなく、うるおいが不足しがちな年齢肌にもうれしい効果が期待できます。活性化させたランゲルハンス細胞を通して線維芽細胞に働きかけることで、肌の真皮内のヒアルロン酸やコラーゲンの合成を高める可能性があるのです。

パントエア菌LPS*1を肌に塗ったところ、4時間後の水分量はヒアルロン酸の6.14倍に。また、2時間後の肌の弾力改善効果は、コラーゲンの3.13倍になったとの報告があります*2。美しい肌を手に入れる強い味方になってくれそうですね。

肌荒れを防ぎながら、うるおい続ける美肌へ。LPSを毎日のスキンケアに活用して、いつまでも自信が持てる肌を手に入れてみませんか?

*1 パントエア・アグロメランスLPS/ホワイトソルガム培養製法
*2 自然免疫応用技研株式会社調べ

参考文献

  1. [1]河内 千恵 他. 最新研究 「フィト発酵エキス」の軽度アトピー性皮膚炎に及ぼす効果と安全性, フレグランスジャーナル 2015; 43(2): 66-69
  2. [2]Nakai K, et al. The Effect of Lipopolysaccharide-containing Moisturizing Cream on Skin Care in Patients With Mild Atopic Dermatitis. In Vivo. 2019; 33(1): 109-114

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