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化粧下地の概念を変えた「ヌーディモア」。ロングセラーを続ける理由とは!?

更新日:2019/11/14

メイクアイテムの中で、脇役のイメージが強い化粧下地の概念を変えたのが「ヌーディモア」です。日本初の下地専門ブランドとして、発売20年を迎えたヌーディモアのブランドコンセプトと商品の特徴、売れ続ける秘密を、株式会社クチュールの泉 祥子さんにお伺いしました。

なぜ下地が必要?その答えは「肌の排出機能」にあった!

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株式会社クチュール
取締役 ブランドプロデューサー
泉 祥子さん

最初に「ヌーディモア」のブランドコンセプトをお聞かせください。

泉:

ヌーディモアは「下地による肌づくり」に特化した、日本初の下地専門ブランドです。

素肌とメイクの境界線となる「下地」は、例えるなら服を着る前の「下着」のようなものです。ヌーディモアは単なる下着ではなく、素肌につけることで「補整下着」のように肌のプロポーションを整えるというのが、ブランドコンセプトです。

下地は下着!?おもしろい例えですね。ちなみに・・・私は下地をつけない時もあるのですが、なぜ下地は必要なのですか?

泉:

肌は感覚器官のひとつですから、常に汗や皮脂を分泌し、異物を排除しようとする「肌の排出機能」が働いていると言われています。ですから、メイクが肌にとって異物とみなされると、それを排出するために汗や皮脂が分泌される可能性があると考えられています。せっかくキレイにメイクをしても、異物と見なされたら残念ですよね。

そこで、肌の排出機能に着目し「究極のセカンドスキン(第2の素肌)」をめざして開発されたのが、ヌーディモアです。第2の素肌のように、素肌とメイクの境界をつくり、メイクと混ざることなく肌に寄り添う「疑似皮膚」をイメージして設計しました。

下地をつけることでより素肌を美しく見せ、かつ、肌の上に施したメイクを崩さないようにサポートします。

撮影現場からブレイク!口コミで広がりロングセラーに!

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下地でメイクが変わるのですね。下地はとても重要だということを知りませんでした。

泉:

この機会に、ぜひ下地の魅力を知っていただければ嬉しいです。

化粧下地は、もともと日本生まれなんですよ。海外のメイクアイテムが主流だった20年前「日本人の肌では、ファンデの発色や質感が正しく再現できない」という、メイクアップアーティストの声を受け、下地による肌づくりに着目したのが、ヌーディモア開発のきっかけでした。

海外ではリキッドファンデーションが主流のため、直接肌にファンデーションを塗るのが一般的でした。でも、外国人の肌と日本人の肌質は違いがありますし、日本人の肌も、実際の肌は千差万別です。どのような製品も、狙い通りの機能を発揮するには、下地で肌を整える必要があります。

化粧下地は、より繊細な仕上がりを求める日本独自のステップとして誕生したのです。最初はモデルや女優の間で評判となり、リピート率が高い商品となりました。

モデルや女優から評価されたと聞くと、メイクにこだわりのある方をイメージしますね。実際はどのようなユーザーをターゲットにしているのですか?

泉:

20代後半から40代の、素肌にこだわりを持ちたいと思っている女性がターゲットです。

開発当初と違い、今はナチュラルメイク志向の方や、スキンケア重視の方が多い時代です。いわゆる"すっぴん肌"をイメージさせるメイクこそ、下地による肌づくりがポイントになります。下地で肌を整えることで、「もともと肌がキレイな人」のような仕上がりが期待できますし、下地で肌を整えているからこそ、ファンデーションが薄くても、きちんと発色します。

スチール撮影とムービー撮影から生まれた2つのヌーディモア!

具体的には、どのようなアイテムになりますか?

泉:

メイクアイテムの多くは、使う方の肌色に基づいた設計が多いのですが、ヌーディモアはちょっと違います。ヌーディモアには、ミルク下地の「ブライトンカラー」と、ゲル下地の「ビューティーヴェール」の2種類があります。

ブライトンカラーはスチール撮影のニーズ、ビューティーヴェールはムービー撮影のニーズから生まれました。

もともとスチール撮影から誕生したブライトンカラーは、ライティングを効果的に取り込みつつ、強いライトに当たることによる乾燥退色から肌を保護します。そのため、自然光でも明るく艶やかな肌、血色感を表現します。

ムービー撮影から誕生したビューティーヴェールは、被写体が動くことを前提に、汗や皮脂を長時間ブロックします。ファンデの質感を損なうことなく、マットでフラットな肌の仕上がり維持を期待しています。

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2つの下地では、どちらを選べばよいのでしょうか?

泉:

ご自身のめざしたい肌によってお選びいただくのが良いと思います。2つの下地を、混ぜて使っていただく方法もおすすめですよ。混ぜて使うことで、季節や肌の状態にあわせて調整することができ、1年中お使いいただけます。

ロングセラー消滅の危機!使命感からブランドを継承

20年も販売されているヌーディモアですが、失礼ながら、一般ユーザーにあまり広まっていない印象があります。これはなぜでしょうか?

泉:

実は、ヌーディモアはプロのメイクアーティスト監修の商品として、発売当初に人気が出た後、販売は続けているものの特に広告をしていない状態でした。そこでコンサルタントである私に、当時の販売元から「販売中止を検討しているのでアドバイスがほしい」という相談があったのです。

販売状況を拝見すると、広告をしていないにもかかわらず、2つの下地だけはずっとリピーターの間で売れ続けていたのです。競争の激しいメイク業界にあって、これはすごいことでした。

直感的に「ヌーディモアを、この世からなくしてはいけない!」と思い、販売元から引き継ぐ形で、5年前に会社を設立しました。もっと認知度を上げるためにリブランディングし、さまざまな形でアプローチしているところです。

今後も、下地としての完成度にこだわり続ける!

最後に、ヌーディモアの展望についてお聞かせください。

泉:

ヌーディモアは多機能を追いかけるのではなく、とことん下地としての完成度にこだわりを持とうと考えています。品質向上のために、原料や製法はバージョンアップさせても、そこはブレることなくお客様に寄り添いたいと思っています。

下地を使ったことがない方にも、ぜひ一度使ってみていただきたいです。下地を使うことで、もっとメイクアップやスキンケアが楽しくなるかもしれませんよ。

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ブランド情報

日本初の「下地専門ブランド」ヌーディモア

海外ブランドが隆盛だった1998年「日本人の肌でも、ファンデの色・質感を正しく表現したい」というアーティストの要望から、疑似皮膚ベースの化粧下地を初めて国内生産。
以来、生まれながらの素肌美を再現する「セカンドスキン(第二の皮膚)」として、20年を超えるロングセラーへ。
ノーファンデ派からの支持も篤い、下地を主役とした専門ブランド。

https://store.nudymore.jp/

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