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社長の天然パーマの悩みから生まれたヘアケアブランド「YOU TOKYO」

更新日:2020/02/20

WEBマーケティング会社「フロアスタンダード」が立ち上げた、天然パーマやくせ毛の人向けのヘアケアブランド「YOU TOKYO」。誕生した経緯やブランドへの想いについて、自身も天然パーマであるという代表取締役の高松悠さんにお伺いしました。

WEBマーケティングの会社だからこそ、できることがある!

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株式会社フロアスタンダード
代表取締役 高松 悠さん

最初に、御社の事業についてと、「YOU TOKYO」というブランドを立ち上げた経緯を教えてください。

高松:

弊社は、インターネットを主戦場にしているデジタルマーケティングの会社です。そのため、美容アイテムや健康食品を扱っているクライアント様を中心とした販売支援などをこれまでたくさん行ってきました。

美容商材などは、人々の生活をより効率的・効果的にするイノベーティブなサービスとは違って、自己実現欲求を満たすため、人生にプラスの楽しさを与えるいわば嗜好品です。つまりただモノを売るだけではダメで、売り上げではなく存在価値(アイデンティティ)をどう作っていくかを深掘りして考えなくてはいけないものだと思っています。

一方で、我々がもっとも得意としているデジタルマーケティングのポテンシャルは非常に高く、それこそ「売上」という指標だけで見たらここの領域だけを突き詰めればある程度は一点突破できるものでした。

ただし、私はそれではビジネスの本質からは外れてしまっていると思います。社会にとって存在価値のないビジネスは、それはもはやビジネスとは言えない。ただのマネーゲームです。

なるほど。それはマーケティングを通じて業界を見てきた御社だからこそできる、考えつくものと言えますね。

高松:

最近の単品通販業界では、販売力のあるアフィリエイターが広告を回せば大幅に売上が上がるという風潮があります。なので売ってくれるアフィリエイターに報酬単価をたくさん払って動いてもらうために、商品の販売価格を相場よりも釣り上げた商品設計にしているブランドも多数あります。

ビジネスにおいては利益率を上げて、その分の余剰利益を広告費に回してさらに拡大させるというのは当たり前の事なのですが…。お客様のためのはずのネット通販なのに、アフィリエイターの為の商品作りになってしまっているのは、おかしいなと思う事もあります。

先ほどもお話したように、我々が取り扱っているのは、お客様の人生にプラスの楽しさを感じてもらう嗜好品です。美容アイテムなどは、市場にたくさん溢れており、存在価値がなければはっきり言って世の中にとって「なくても良いよねこの商品」というものになってしまう。

そんなブランド作りたいか?と言われたら、NOです。たとえ売上が何十億上がろうとも、そんな物作りには一ミリも興味はないです。

そういう意味でも、遠回りかもしれませんが、このブランドを展開しながら自分たちの想いややり方を啓蒙していきたいと考えています。まだ立ち上がって半年ほどのブランドなので、これからですね。

社長の悩み「天然パーマ」から始まったブランド開発

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ブランドや商品については、どのようなことにこだわっていらっしゃいますか?

高松:

「YOU TOKYO」は、僕の体験をベースに天然パーマやくせ毛に悩んでいる人、困っている人たちに向けて作ったヘアケアブランドです。くせ毛をなおすのは無理ですが、くせ毛を活かすことをコンセプトに「あなたらしさ」を大切にしてほしいという願いを込めています。

くせ毛の方で皆さん困っているのは、まとまりにくいという点です。髪をまとまりやすくするには、保湿が大切なので、高い保湿力をもつシャンプーを作ることを目指しました。ミネラルが豊富で、うるおいをサポートするアミノ酸、ビタミン、亜鉛なども含まれているメープルウォーターを採用しているノンシリコンのシャンプーです。

天然パーマである僕自身が使って、納得いくまで何度も何度も工場に試作をお願いしました。自分ではいいものが作れたと思っています。

ただ、最近になって思うのは、「商品」で人々の人生にイノベーションは起こせない、という事です。「YOU TOKYO」を手にとっていただいた方で、すごく喜んでいただける方がいる一方、中には手厳しい意見もあり、すべての人に認められるのは難しいなと感じています。

だからヘアケアの商品を売っているメーカー、という位置付けはやめました。「YOU TOKYO」は天然パーマ=コンプレックスという世の中の考え方を変え、誰もが生まれ持った髪質にポジティブに向き合うカルチャー作りを行うブランドとして、天然パーマが長所と言われる世の中を目指して活動していきます。

具体的には…これから色々と仕掛けを考えているので楽しみにしていてください。

実際に購入される方はどんな方が多いのでしょうか?

高松:

最初は、とにかく性別問わず、天然パーマで悩んでいる方に向けてと思っていたのですが、実際に購入してくださるのは女性が多いですね。

パッケージのデザインが割とシンプルでシックなので、女性には受け入れられないかなと思っていたので、意外でした。それもあり、昨年の12月には、女性が好きそうな香りとデザインの商品を発売しました。

ブランドのファンのためのコミュニティ作りをしていく

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ブランドができてまだ半年ということですが、これからどういう展開をしていこうとお考えですか?

高松:

世の中には良いヘアケア商品がたくさんあります。僕たちの商品も自信を持っていいアイテムだと言えますが、展開していくにあたってほかのヘアケア商材と機能面での差別化が少し難しくも感じています。

だからこそ機能だけで勝負するのではなく、想い(アイデンティティ)やストーリー、世界観の付加価値が絶対に必要です。

想い(アイデンティティ)とは、天然パーマの人が自身の髪質にポジティブに思える世の中を作る事。ストーリーは、天然パーマに悩み続けた僕自身がブランドを立ち上げるに至った経緯とその熱量のことです。

あとは世界観。これは「天然パーマってクールでかっこいい、美しい」という共通認識を世の中に広めるために必要な事だと思っています。「YOU TOKYO」の世界観やクリエイティブは磨き続けていかなければいけません。

お客様とのコミュニケーションは、どのようなことを大切にされているのですか?

高松:

我々はお客さまとのやり取りを、LINEとTwitterを使い、あえて手動で行っています。機械的に自動返信というのではなく、お客さまと直接、1対1でやり取りするようにしていて、ネット通販だからこそ「あたたかみ」のある接客をオンラインで行う事を1つのテーマにしています。

あとはまだ構想段階ですが、天然パーマの人同士が共感できるようなコミュニティ作りをしていきたいですね。天然パーマの人って、誰もが幼少期に友人から軽い気持ちで天然パーマをいじられた経験があり、かといって日常生活を送る事が困難になるような深刻な病気というわけでもないので、この悩みは天然パーマ以外の人にはあまり一般的に顕在化していないと思うんです。

だからこそ、天然パーマ同士の共感力って強いし、コミュニティができれば今僕一人が考えているアイデア以外でも、もっと良い企画や仕掛けが生まれてくると思うんです。

天然パーマは長所です。自信をもってそれを言う事ができ、誰もがその言葉にうなずく。そんな世の中を目指して頑張ります。

ブランド情報

天然パーマが長所となる世の中に。

「Just be yourself」ーあなたらしくー

天然パーマ=コンプレックスという世の中の考え方を変え、誰もが生まれ持った髪質にポジティブに向き合えるカルチャー作りを。

https://shop.youtokyo.jp/

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