アルコールが脳に与える影響

この記事の監修者

管理栄養士北川みゆき

お酒

お酒を飲むとほろ酔い気分になったり、いつもよりも気持ちが高揚したり、楽しい時間を過ごせます。中には、次の日の朝起きてみると、前日の記憶がほとんどないなんていう経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
これらは全て、アルコールが脳に影響を与えているために起こる現象なのですが、アルコールは私たちの脳にいったいどんな影響を与えているのでしょうか? 

お酒を飲むと楽しい気分になる理由

アルコールを飲んで楽しい気分になるのは、脳内にある楽しさや高揚感を引き起こすドーパミンが分泌されているからです。ドーパミンはお酒を飲む時以外にも、さまざまなシーンで分泌されますが、アルコールが入った時に最も分泌量が多いと言われています。また、通常はドーパミンが分泌されると、過度の興奮を防ぎ、心に落ち着きをもたらす脳内物質が分泌されます。しかし、アルコールはこれらの物質が分泌されるのを抑えたり、鈍らせる働きがあるため、気分がどんどん高まってしまうのです。

記憶がなくなりやすいのはなぜ?

私たちの脳の中には記憶をつかさどる「海馬」という領域がありますが、アルコールが脳内に入ると、記憶の伝達を助ける物質の働きが鈍くなってしまいます。そのことによって、短時間の記憶はできても脳の中には残らなくなってしまうのです。
記憶がなくても家に帰ることができたり、パジャマに着替えることができるのは、日頃から習慣として行っていることに対しては原始記憶が働いているからなのです。

飲み過ぎは脳萎縮になりやすい

普段から大量にお酒を飲む方や、アルコールを乱用している場合、脳の委縮が起こる割合が高くなることが知られています。脳萎縮は飲酒量に比例するため、特に一日二合以上のお酒を飲み続けると、萎縮が進みやすくなるのだそうです。歳を重ねていくと、ある程度は記憶力や学習能力の低下を自覚しますが、アルコールの摂取はこれらの症状をさらに加速させるといわれています。

アルコールは、ほどよい量を飲むことでリラックス作用が期待できますが、過度の摂取は脳に深刻な影響が出る場合があります。また、ストレス解消を目的としてアルコールを飲み続ける習慣があると依存症にもなりかねません。お酒を飲む時は、ほどほどにした方がよさそうですね。

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