わかめにもたっぷり含まれるEPAで花粉症予防

この記事の監修者

管理栄養士北川みゆき

ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養分を豊富に含んだ「わかめ」にはさまざまな効果がありますが、意外と知られていないのが、アレルギーや花粉症の症状の改善が期待できるということです。

今回はわかめに含まれる栄養素について、抗アレルギー作用の部分に焦点を絞ってご紹介します。

わかめにEPAが含まれている?!

脂質を形成している脂肪酸は、大別すると飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の二種類があり、よく耳にするEPA (エイコサペンタエン酸)は不飽和脂肪酸であり、不要になったコレステロールを体外へ出すのを助ける作用があります。EPAは、いわしやさんま、さばなどの青魚に含まれているイメージが強い成分ですが、実はわかめにもその成分が存在していることをご存知でしょうか?

わかめにも、陸に生息している植物では通常みることのできないEPAや、その他の不飽和脂肪酸が含まれています。

EPAには、生活習慣病や感染症、炎症の予防、情緒を安定させる作用が期待されていますが、近年の研究では花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を改善させる働きがあることもわかってきました。

EPAの働きとは

花粉症やアレルギーは、プロスタグランジンなどの物質が原因で起こると考えられています。わかめなどに含まれるEPAには、アレルギーを促進させてしまうプロスタグランジンや鼻閉や瞼のかゆみの原因であるロイコトリエンの量を低下させる働きがあるといわれています。

わかめの栄養は他にどんなものがある?

わかめは、花粉症やアレルギー症状を緩和させるだけでなく、ナトリウムを排泄し、高血圧を予防するアルギン酸や細胞の新陳代謝を活性化させ、肌や髪、爪の健康を保つヨウ素、骨や歯を丈夫にし、骨粗しょう症を予防するカルシウムなどが豊富に含まれています。また、食物繊維も多く含まれているため、便秘の解消も期待できます。

わかめに含まれるEPAは体内で作ることができないため、食べ物などから摂取する必要があります。花粉症やアレルギー体質にお悩みの方は青魚だけでなく、わかめを積極的に取り入れてバランスのよい生活を送りましょう。

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