精神の安定をはかる新茶のリラックス効果

この記事の監修者

管理栄養士北川みゆき

新茶

「夏も近づく八十八夜」という歌のフレーズを耳にしたことはないでしょうか?

新茶は、立春から数えて八十八夜にあたる5月の初めころから6月にかけて採れる、茶葉の新芽から作られる緑茶。旬にしか味わえない、新緑の香りとさわやかさがマッチした独特の風味が特長です。

日本茶の種類には一番茶、二番茶、三番茶があり、それぞれ摘み取った順番によってその名がつけられています。中でも新茶は「一番茶」にあたり、「初物」や「旬のもの」として親しまれており、「新茶を飲むと、その年は健康に過ごせる」という言い伝えがあり、重宝されているお茶でもあります。

新茶にリラックス効果が?

お茶の成分であるアミノ酸の一種「テアニン」は、甘味や旨みの成分。二番茶や三番茶よりも特に一番茶である新茶に多く含まれ、苦みや渋みが少なく、非常に飲みやすいのですが、実はテアニンには味だけでなく緊張や興奮状態を落ち着かせ、身体や精神をリラックスさせる効果があります。

実際にテアニンを含んでいる新茶を1杯飲むと、リラックスをしている時にでるα波という脳波が、約1時間弱で検出されたというデータもあり科学的にも証明されているのです。

緊張やストレス、不安などでなかなか寝付けないという方には特にオススメで、寝つきがよくなるだけでなく、夜間の中途覚醒がなくなり、良質な睡眠をとることができるのです。

摂取するものを賢く選択するのも自己管理

何かとストレスが多い現代社会では、さまざまな不安を感じたり、緊張状態や興奮状態に陥る頻度も高くなります。

しかし、不安定な精神状態が慢性的に続いた状態だと、心身共にさまざまな影響が生じ、心や身体の病気のリスクが高くなるのも事実。

リラックス効果のある入浴や、ストレス発散のために運動を取り入れながら、新茶という身近な飲み物で心身の安定を図るのも、ひとつの方法であると言えるでしょう。

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